ここから簡単にコードを試せます。
https://paiza.io/ja/projects/new
- 書く言語を選択
- コードを入力
- 実行ボタンで出力
pythonコード
まずは出力しましょう
print()でカッコ内を出力することができます。
文字なら ” ← シングルクォーテーションで括る。数字なら何もいらない。数字は半角しか数字として認識されません。
print('Hello World')
print(1000)
計算
簡単に計算することができます。
print(10+5) #足し算
print(10-5) #引き算
print(10*5) #掛け算
print(10/5) #割り算
print(10%5) #剰余算
#でコメントアウトすることができます。#で後ろ1行コメントアウト、””””コメント”””で何行に渡ってもコメントアウトすることができます。(ダブルクォーテーション3つで括る)
# → 1行コメントアウト
“””コメント””” → 何行でもコメントアウト
▼関連
・文字列の演算もできます
print('佐藤さん' + 'こんにちは')
print('おはようございます!' * 3)
変数
プログラミングでいう変数とは入れ物のことです。
定義した変数の中に値を入れることで何度でも使うことができます。
name = '佐藤'
print(name)
プログラミングで=(イコール)は同じという意味ではなく、代入という意味です。
イコールの意味を持つものは他の表示形式で存在します。
変数は変わる数という名前からも中身を変更することができます。上書きすることで出力される内容が変わります。
ちなみにプログラミングは上から順番に処理を行なっていきます。
name = '佐藤'
print(name)
name = '鈴木'
print(name)
name = 100
print(name)
▼関連
・まとめて代入(アンパック代入)
変数をまとめて定義することができる。
name, age, food = '田中', 30, 'りんご'
print(name)
print(age)
print(food)
データ型
・まずはデータ型とはについて
データにはそれぞれ型が存在します。データの種類のことです。
データ型名前 | 説明 | 例 |
---|---|---|
int | 整数 | 10、-10 |
float | 小数 | 3.14 |
str | 文字列 | “佐藤”、’りんご’ |
bool | 真偽値 | true、false |
pythonではどのデータ型でも代入することができますが、計算や表示するときに気をつけないとエラーになります。
age = '20'
print(age + 5) #エラー
age = '20'
print(age * 3) #文字列を複数回表示するための掛け算は使えるよ
print(type(変数名))で格納されている値のデータ型を調べることができます。
num = 10
pi = 3.14
name = '佐藤'
print(type(num))
print(type(pi))
print(type(name))
・データ型の変換を行う
計算や表示するときに代入したデータが使えないと不便です。そのため、pythonにはある値のデータ型を別のデータ型に変換する関数があります。
関数名 | 例 | 説明 |
---|---|---|
int関数 | int(x) | 変数xの値をint型に変換 |
float関数 | float(x) | 変数xの値をfloat型に変換 |
str関数 | str(x) | 変数xの値をstr型に変換 |
bool関数 | bool(x) | 変数xの値をbool型に変換 |
・データ変換サンプル
x = 3.14
print(x)
print (type(x))
y = int(x)
print(y) #int型は小数点以下を切り捨て
print(type(y))
z = str(x)
print(z) #表示では小数点以下を切り捨てられたが、格納はされているため全て表示された
print(type(z))
▼関連
・キーボードから変数に値を入力する
変数名 = input(文字列)
name = input('あなたの名前を入力してください >>')
print('私の名前は' + name + 'です')
最初に紹介したURL、paiza.ioで行う場合は入力欄に名前を入力してから実行を行ってください。
・文字列の中に値を埋め込む
{}を含む文字列.format()
print('私の名前は{}です。好きな食べ物は{}です'.format('佐藤','寿司'))
input関数とformat関数を合わせると入力されたものを表示することができます。
name = input('あなたの名前を入力してください >> ')
print('私の名前は{}です'.format(name))
1 コード入力
2 入力欄に変更
3 変数に代入する値を入力
4 実行クリック
入力欄は1行で一つの変数に格納します。
リスト
入れ物をまとめたようなものです。入れ物は自動的に番号がふられ、1つ目は0番から始まります。
リストで自動でつけられた番号(要素)のことを添え字と言います。
リストの書き方は、変数 = [要素1, 要素2, 要素3, ・・・]
members = ['佐藤', '鈴木', '山田']
print(members)
・指定番号の中身を表示
members = ['佐藤', '鈴木', '山田']
print(members[0])
▼関連
・リスト内をまとめて計算
scores = [50, 70, 100]
total = sum(scores)
print(total)
・リストの要素数はlen関数で表せる
scores = [50, 70, 100]
total = sum(scores)
ave = total / len(scores)
print(ave)
・リスト要素の追加、削除、変更のやり方
追加、リスト名.append()を使う
members = ['佐藤', '鈴木', '山田']
members.append('中村')
print(members)
削除、リスト名.remove()を使う
members = ['佐藤', '鈴木', '山田']
members.remove('佐藤')
print(members)
変更、リスト名[変更する番号] = 代入したい値
members = ['佐藤', '鈴木', '山田']
members[0] = '細川'
print(members)
ディクショナリ
ディクショナリは、さっきやったリストの番号自動わりふりを指定の名前にして使うというものです。
ディクショナリで自由につけた要素のことをキーと言います。
fruits = {'apple':100, 'banana':50, 'peach':200}
print(fruits)
条件分岐
条件によって違う処理を行うことができます。
プログラムの処理は順次・分岐・繰り返しの3つに分かれており、この3つだけでありとあらゆるプログラムを作成することができます。
・条件分岐の処理
age = 22
if age > 20:
print('私は成人してます。')
else:
print('私はまだ成人してません。')
pythonではインデント(字下げ)で分岐処理を判断しているめ、しっかりと合わせる必要があります。
上記で使った > は左辺は右辺より大きいという意味です。
これを比較演算子といい条件分岐で使います。
演算子 | 意味 |
---|---|
== | 左辺と右辺が等しい |
!= | 左辺と右辺が等しくない |
> | 左辺が右辺より大きい |
< | 右辺が左辺より大きい |
>= | 左辺が右辺以上 |
<= | 右辺が左辺以上 |
論理演算子も一緒によく使います。
演算子 | 意味 |
---|---|
and | かつ |
or | または |
not | 否定 |
score = 80
if score >= 70 and score <= 100:
print('テストの点よかったね!')
else:
print('もう少し頑張ろう!')
・3つ以上の条件を書く場合
3つ以上の条件を書く場合、elifを使います。
score = 50
if score >= 80 and score <= 100:
print('よく頑張ったね!')
elif score >= 60 and score < 80:
print('まぁまぁだね')
elif score >= 40 and score < 60:
print('もう少し頑張ろうね!')
else:
print('本気で頑張るしかない!')
・条件数別書き方まとめ
if 条件式1:
条件式1が成立した時の処理
if 条件式1:
条件式1が成立した時の処理
else:
すべての条件が成立しなかった時
if 条件式1:
条件式1が成立した時の処理
elif 条件式2:
条件式1が成立せず、条件式2が成立した時の処理
条件数分 elifを使う・・・
else:
全ての条件が成立しなかった時
・in演算子
右辺に左辺の値が含まれているか判定することができる比較演算子です。
like = input('あなたの好きな飲み物はなんですか? >> ')
print('私の好きな飲み物は{}です'.format(like))
if 'ジュース' in like:
print('ジュースが好きなんですね!')
else:
print('そうなんですね!')
・if文の中にif分
if文の中にif文を入れることができます。これをネスト(入れ子)といいます。