簿記2級って、お金の知識が身について資格としても使えるらしいから取ってみようかな
ゼロから簿記2級に合格するおすすめのやり方
挫折しないために、どのようなやり方でどれくらい勉強すればいいか伝えるね
どうも、ブログとプログラミングと株で生きていきたいおっとっとです!
今回は、簿記2級に合格するまでの内容について書いていきます。
ほとんどゼロから2級に合格した実体験をもとに書いていますので、目指している方や興味のある方の役に立てたらなと思います。
結論
最初に合格するやり方の結論を言いますと、
過去問解く → テキストでインプットアウトプット → 過去問解きまくる → ネット試験を受ける
です。
一つ一つ見ていきましょう。
かかる時間
まずここで言う簿記の試験は日商簿記のことを指しています。
そして今回は、日商簿記の2級に合格するやり方について説明します。
簿記の勉強が初めての方は、400時間、3級合格程度の実力がある方なら300時間が合格の目安となっています。
これより全然かかることもありますので、あくまで目安と思ってください。
合格率は3級は50%、2級は20%ほどとなっています。
そして、3級・2級ともに100点中70点以上取ると合格です。
そのため、確実に取れるところを取ることが重要です。
試験は一般の試験とネットの試験、どちらかから選ぶことができます。
おすすめはネット試験です。
理由は2点あります。
1つはいつでも受けられることです。
一般の紙の試験の場合、年3回しかありませんが、ネット試験だと年がら年中何回でも受けることができます。
そのため、落ちても勉強し直してすぐ受けることができます。
2つ目は簡単な試験に当たる確率を上げられるからです。
一般の試験、ネット試験どちらも内容によって合格率に結構な差があります。
しかし一般試験は試験回数が少ないので合格までに時間がかかってしまいます。
そのため、ネット試験ならすぐに受けることが可能なので、ぎりぎりの実力さえあれば何回か受ければ受かることができるでしょう。
まぁこのやり方は合格した証が欲しい人向けのやり方ですが。
- ゼロからの勉強なら合格の目安は400時間
- 点を取れるところを確実に取ることで合格できる
- ネット試験を受けた方がいい
- 試験によって合格率がけっこう変わる
使うテキスト
有名どころで分かりやすそうであればなんでもいいです。
私はスッキリわかるシリーズを使っていました。
簿記未経験なら
- スッキリわかる日商簿記3級
- スッキリわかる日商簿記2級 商業簿記
- スッキリわかる日商簿記2級 工業簿記
- よくわかる簿記シリーズ 合格するための本試験問題集 日商簿記2級
簿記3級程度の実力がある方なら
- スッキリわかる日商簿記2級 商業簿記
- スッキリわかる日商簿記2級 工業簿記
- よくわかる簿記シリーズ 合格するための本試験問題集 日商簿記2級
全部買っても5000円ぐらいなので、受ける気があるなら最初にまとめて買っておきましょう。
最近だと、通信講座で勉強するクレアールが安くて分かりやすいらしく、独学が難しい方や効率よく勉強したい方は利用するのもいいかもしれません。
調べたところ、3級パックが14800円、2級パックが53000円でした。(2級パックは簿記3級取得者が対象らしいです)
合格するのは難しいと思いますが、簿記がどんなものか知るためにyoutubeで勉強するという手もあります。
「ふくしままさゆき」さんという簿記系youtuberの方がいるので、無料なのでまずはこれで勉強してみるのもいいかもしれませんね。
勉強の進め方
それではやっと勉強のやり方について説明します。
まず、過去問を1回分まるまる解いてください。
何も分からない状態ですので0点になるかもしれませんが、絶対に解いてください。
ゴールはテストに受かることなので、逆算してどのような問題が出題されているのかを最初に見ておき、必要最低限の勉強だけするようにしましょう。
それが終わったらテキストを使って勉強していきましょう。
簿記の勉強が初めての方は3級のテキストから勉強していきましょう。
3級程度の実力がある方は、大問4・5で出題される工業簿記から勉強していきましょう。
簿記2級は5つの大問に分かれており、大問1・2・3が商業簿記で4・5が工業簿記の範囲から出題されます。
1つの大問ごとに20点の配点があるので、商業簿記から6割、工業簿記から4割という配点になっています。
ちなみに、商業簿記は仕入れや売上などの一般的な会社の経理で、工業簿記は工場などで製造するための材料や在庫を管理するためのものというイメージです。
工業簿記を最初に勉強する理由ですが、計算のやり方を勉強するため、一度解けるようになれば忘れにくく安定して点を取ることができるからです。
テキストは40%の理解度でいいので進めることを優先しましょう。
単元ごとに練習問題があるので、それはその都度解いてください。
そして工業簿記の勉強も終わりましたら、大問1で出題される商業簿記の仕分けから勉強していきます。
順番は最初ではありませんが、仕分けは項目ごとに記載する、簿記の基本と言えるため、しっかりと理解しましょう。
それから大問2・3を勉強するという流れになります。
大問2・3は点を取るのが一番難しいところなので、部分的でも取れるところを確実に取っていく感じです。
そして最後は、試験まで過去問を永遠に回してください。
- まず過去問を1回分解く
- 次に工業簿記を勉強する
- その次は仕分けの勉強をする
- それが終わったら商業簿記の仕分け以外を勉強する
- 最後に試験まで過去問を回しまくる
解く戦略
実際の試験では解く順番も大切です。
おすすめの順番は、大問1→4→5→2or3で点が取れそうな方
まず大問1を解くのは比較的頭を使わずに解くことができるからです。
そして緊張がほぐれたところで、確実に点を取っていくために工業簿記である大問4・5を解いていきます。
解けましたら、大問2・3を見て点を取れそうな方から解いていきましょう。
ここは全部終わらす必要はないので、確実に取れるところを取っていきましょう。
あと見直しについてですが、絶対に行ってください。
簿記はうっかりしたミスが多く出るので、必ず全部見直してください。
- 大問1 → 4 → 5 → 2 or 3の順番で解く
- 終わらすことよりも確実に点をとっていくことが大切
- 見直しは絶対全部する
まとめ
- 400時間が合格の目安
- テキストの理解度は40%で、進めることを優先する
- 工業簿記 → 商業簿記の順で勉強する
- 試験まで過去問を回しまくる
- 試験では大問1 → 4 → 5 → 2 or 3の順で解く
- 見直しを必ずする
私はなんだかんだ、一般テストに1回、ネット試験に3回ほど落ちています(笑)
ネット試験は毎週受けていた感じでした。
今思えば受験料がもったいなかったです。
ただ、合格が優先の方なら何回も受けることで点数も上がっていきますので、この戦略をとるのもいいかもしれませんね。
簡単な時と難しい時の差が結構ありますので。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んだ方がためになる記事をどんどん書いていきます。